会長あいさつ

日本母子ケア研究会 会長 伊東厚子私は学生時代から母乳育児支援に興味を持ち、病院勤務時代から30年以上にわたり卒乳までの関わりをし続けて来ました。その間に自身の出産育児があり、3人の子どもを母乳だけで育てました。

故山西みな子先生から学んだ自然育児法を取り入れた妊娠中の生活や出産、授乳はとてもラクで楽しい経験でした。今、日本では母乳育児を推進する施設が増え、以前よりは母乳育児が普及してきたように思えます。しかし、時代の変化と共に様々な育児困難を訴える事例も増えており、母乳育児の推進を言葉の指導で行うだけでは対処しきれない現実があります。

肉体的精神的に疲労困憊した母体を全身ケアで癒しながら局所ケアとしての乳房マッサージを併用していかないとうまく母乳育児を進めていけない場合があります。その乳房マッサージが痛みや苦痛を伴うものであれば、それは看護者の技術不足によるものです。私たちは痛くない、むしろ心地よい乳房マッサージを提唱しています。

また、赤ちゃんの様子を観察し、様々な育てにくさや赤ちゃんの体調のマイナートラブルに対処していくことも重要です。
日本母子ケア研究会では、目の前の1例1例の事例に対し、看護者として手と目を使って直接ケアを行い、すぐにラクになるような方法を常に模索し続けています。

 

母子に関わる専門職の皆様の御入会をお待ちしています。

日本母子ケア研究会 会長  伊東 厚子